2015年6月18日木曜日

中京大学(名古屋)にて講義/2015

6月12日、名古屋の中京大学にお招きいただき、出張講義をしてきました。
今年のテーマは「人間の安全保障」。
小職は「<沖縄と人間の安全保障>に関する一考察」という題目で、科目履修生ならびにゼミ生の皆さんに講義をさせていただきました。
諸々お世話になりました総合政策学部教授・佐道明広先生、法学部教授・古川浩司先生に厚く御礼申し上げます。


法学部 「人間の安全保障」実践論



佐道・古川合同ゼミ

NPW広報/第4回「竹富町新庁舎建設のあり方検討有識者委員会」開催

2015年5月22日、第4回「竹富町新庁舎建設のあり方検討有識者委員会」が竹富町役場で開催されました。



本会合では、関連報告として、①役場庁舎利用者実態調査の結果、②船舶交通に関する施策動向(船賃軽減事業、社会実験航路)、③新庁舎建設に係る規則・計画・財政措置等が報告され、その後、審議事項として、①今後の行政サービス提供のあり方(新庁舎に必要な機能、各島および石垣市に置くべき機能)、②新庁舎・支所・出張所の機能分担のあり方に関する比較検討(6つのパターンの項目別および総合評価)、③町への提言文書の内容に関して論議が交わされました。




以下、第4回委員会より
 
【主要報告事項】

役場庁舎利用者実態調査
 期間:2015年3月16日~4月30日(土日祝日を除く33日間)
 場所:本庁舎および出張所(西表東部出張所、西表西部出張所、波照間出張所)
 方法:対応した職員が来庁者の居住地区、来庁目的・用件等を記入
 データ数:延べ2,796件
 概況:
「個人的利用」が多く見られる部署(課)
 →本庁舎:住民係、税務課、水道課、介護福祉課など(町内のどの島の住民も利用)
 →出張所:住民係、健康づくり課、税務課、水道課、介護福祉課など(島内住民の利用がほとんど)
「業務や仕事」での利用
 →本庁舎:石垣市をはじめとする県内外の業者や公務等がほとんど(配達、納品、打合せ、挨拶など)
 →出張所:島内居住の訪問者がほとんど。一部、石垣市からの訪問者もあり(役場職員、配達など)。

船舶交通に関する施策動向
役場の利用に関わる船舶交通の課題
・島間航路の確保 →町の取組み:「定期航路運航モデル事業」(黒島-大原間)
・交通費の負担軽減 →町の取組み:「竹富町民等船賃負担軽減事業」
・役場への移動が必要となる機会の縮減 →各地区における行政サービスの充実(出張所機能の強化等)

新庁舎建設に係る規則・計画・財政措置等
西表島における庁舎建設に係る要件等
・建設に関する規制事項
 ①国立公園区域における建設規制、②景観計画に関する建設規制、③町土利用に関する基本計画
・庁舎移転事業に関する財源および財政措置
 財源:一般財源、基金、起債(地方債)
 防災対策の場合の地方債充当率に関する優遇措置:防災対策事業、緊急防災・減災事業

今後の行政サービス提供のあり方
庁舎(本庁)に求められる一般的機能:
 →窓口機能、交流機能、事務機能、議会機能、防災拠点機能
地域(各島)に置くべき機能(案):
 →窓口機能(住民窓口、相談)、交流・地域支援機能(住民交流、情報提供、職員と地域の連携)、防災対応機能(災害対策等の前線対応)
石垣市内に置くべき機能(案):
 →窓口機能(住民窓口)、交流・町民支援機能(交流促進、町民支援)、防災支援機能(災害発生時等の調整)

新庁舎・支所等の機能分担のあり方に関する比較検討
 以下の6パターンについて、「住民の利便性」「地域への貢献」「効率性」「防災機能」「環境への影響」の観点から項目別および総合評価を行い、事務局が検討案を提示。
<パターン1> 石垣に本庁舎を置く。出張所は現状のまま。(現在の状況と同じ)
<パターン2> 石垣に本庁舎を置く。各島の出張所の配置・機能を強化。
<パターン3> 西表に本庁舎を移転。出張所(西表西部、波照間)は現状のまま。
<パターン4> 西表に本庁舎を移転。石垣に出張所を新設。出張所(西表西部、波照間)は現状のまま。
<パターン5> 西表に本庁舎を移転。石垣に支所を新設。出張所(西表西部、波照間)は現状のまま。
<パターン6> 西表に本庁舎を移転。石垣に支所を新設。各島の出張所の配置・機能を強化。 

【委員意見(抜粋)】
 
海上交通ネットワークの強化
・離島を抱える地域では、交通の利便性確保が重大な問題。国道に相当するインフラを海上にも整えるなど、交通体系の充実を図ってもらいたい。
・国・県・町の助成を含めて安価な交通網を構築し、利用状況に応じて運行頻度を調整するなどの対策をとれば、石垣市に住んでいても通勤できるのではないか。

行政サービスの充実に関して
・新庁舎や出張所にどれだけ人員を配置し、どんな業務を行うかは町が決めること。委員会としては、竹富町の地域構造をふまえ、本庁や支所、出張所にどういう機能が望まれるか、各島や石垣市内に置くべき機能を検討・提言する。
・資料館や島の特産品売場、交流の場を出張所に置くなど、多機能・複合的な施設にするのが望ましいのではないか。出張所に他の機能を併設することで、窓口業務だけではない役割も生まれ、面白い付加価値が生まれるはず。
・各島の人員配置については、現地の状況やニーズに応じて、常駐するケース、定期的に巡回するケースを含め、複数の「地域担当職員」を任命する方法が考えられる。併せて、現地採用の嘱託職員(常駐)を配置し、窓口業務や相談業務、資料館の管理等を行う方法等も考えられる。

「6パターン」の評価に関して
・本委員会としては、竹富町に最もふさわしいと考えられるパターンについて、各委員の評価を集約した結果を町に提示する。結論の出し方としては、事務局としてできる限りの説明を行った上、各委員が直接評価し、それを集計する方法が妥当と考える。検討・評価のプロセスは明確にしたい。

竹富町への提言文書
・委員会として竹富町に望むこと、町が推進すべきことなどを第三者の立場から提言することが提言文書の性格。
・危険家屋化した現庁舎は建替えなければならないこと、建替えても行政サービスは低下させず、住民サービスの向上を目指すべきであること。これらは委員共通の認識でもあり、提言の基本としたい。 
・役場移転問題は地域・住民のコンセンサスに関わる長年の懸案。住民投票も予定されている。委員会は住民投票の実施に関して意見を述べる立場にはないが、提言は町民の皆さんの重要な検討材料として受け止められる。できるだけ分かりやすいものにしたい。



当委員会も、次回7月23日が最終委員会になります。
16島1町、9つの有人離島で成り立つ竹富町の最適な行政サービス提供のかたちを提起し、これからの発展に寄与する成果をまとめられればと思っています。


本有識者委員会の会議録および発言要旨は、以下のサイトで公開されています。

竹富町新庁舎建設のあり方検討有識者委員会(会議録等)

2015年4月28日火曜日

NPW広報/第3回「竹富町新庁舎建設のあり方検討有識者委員会」開催

2015年2月20日、第3回「竹富町新庁舎建設のあり方検討有識者委員会」が竹富町役場で開催されました。






折り返し地点ともなる第3回会合では、事例研究(①青森県東通村における役場庁舎の移転・建設、②他の島嶼自治体における行政サービス向上に関する事例調査)、関連報告(①役場庁舎利用者実態調査、②竹富町各港の乗降客数や取扱貨物量の概況、③新庁舎・支所等の機能分担のあり方に関する比較検討素案)等の報告とともに、新庁舎の建設と新しい行政システムのあり方に関して、具体的な論議が交わされました。





以下、第3回委員会より

【事例研究】

行政区域外から区域内に庁舎を移転した事例

・参考事例:青森県東通村における役場庁舎の移転・建設
・明治22年の村誕生以来、約100年間、行政区域外の隣接自治体(現むつ市内)に役場が置かれていた。
・昭和53年:用地取得、昭和63年:新庁舎開庁
・村内への庁舎移転は、旧12村、29の集落で構成される同村が地域の一体性を回復・構築していくプロセスでもあった。
・他方、原発誘致を決定した同村の新しいまちづくりという側面があった。
・陸と海の違いを含む地域構造の相違、原発施設の立地に伴う多額の公共投資と財源など、竹富町とは全く条件を異にする要素もある。

他の島嶼自治体における行政サービス向上に関する事例調査

・県外3つの島嶼型自治体(長崎県佐世保市、長崎県小値賀町、岡山県笠岡市)を訪問。
・いずれも、少子高齢化の加速的進行、島外への人口流出など、地域の存続そのものが大変な状況下、強い危機感を持って取り組んでいる。
・離島にとって極めて重要な農業・漁業等の「産業支援機能」を確保(佐世保市宇久行政センター)、合併せず単独町の道を選択した離島自治体としての独自の地域経営(小値賀町)、島ごとに地域担当職員を配置し、行政と住民が協働で出張所を運営する「地域支援機能」(笠岡市)など、竹富町としても大いに参考にできる取組みが見られた。


【関連報告】

新庁舎・支所等の機能分担のあり方に関する比較検討(素案)

・以下の6パターンを設定し、「住民の利便性」「地域への貢献」「効率性」「防災機能」「環境への影響」の観点から比較検討・評価。
 ①石垣に庁舎を置く。出張所は現状のまま。
 ②石垣に庁舎を置く。出張所の配置・機能を強化。
 ③西表に庁舎を置く。出張所は現状のまま。
 ④西表に庁舎を置く。石垣に出張所を新設。出張所は現状のまま。
 ⑤西表に庁舎を置く。石垣に支所を新設。出張所は現状のまま。
 ⑥西表に庁舎を置く。石垣に支所を新設。出張所の配置・機能を強化。


【委員意見(抜粋)】

パターン別評価について

・従来の「庁舎を西表に置くのか、石垣に置くのか」という二者択一的議論でなく、本庁・支所・出張所を含む新しい役場の全体像について、複数のパターンに基づき、より丁寧な検討を図る。
・本庁舎の機能だけでなく、支所や出張所の機能を併せて検討することが必要。
・利用者実態調査の結果をふまえ、石垣に残すほうが良いと考えられる機能は何か?
・住民のための窓口業務、各種の相談・調整業務、それぞれをどこにどう置くのが最適か?
・石垣の支所に調整機能を残した場合、支所が膨張して本庁の機能が休眠状態になりかねないのではないか?
・役場の機能は、柔軟に、幅広く考えていいのではないか。先入観にとらわれず、町のため、住民のために何が必要か、どういう組織が望ましいかを考え、全国にない新しい組織をつくってもいいのではないか。

海上交通ネットワークの強化に関して

・安全で便利な航路の整備、負担の少ない運賃体系の構築が必要。
・公営による生活航路(福祉的航路)の新設と補助制度の適用は不可能ではない。但し、既存の民間運航会社との信頼関係、win‐winの関係の構築が必要。
・どのように航路を結べば不便が生じないか、新しい生活航路を確保するための補助制度との兼ね合いなど、いくつもの要素や課題を組み合わせて検討する必要がある。


当委員会の開催も残すところあと2回の予定となっており、次回以降、より着地点を見据えた検討と論議を深めていきたいと考えています。



本有識者委員会の会議録および発言要旨は、以下のサイトで公開されています。

竹富町新庁舎建設のあり方検討有識者委員会(会議録等)

2015年4月27日月曜日

ニュー・パブリック・ワークス写真館/西表島

2014年10月25日 西表島西部(船浮~網取)にて撮影



概要図


船浮海運


内離島(ウチパナリ)と外離島(ソトパナリ)


内離島の炭鉱跡(排煙塔)


ゴリラ岩を越え網取へ


モニュメント


網取村跡の碑


集落跡の小道


船上から見える珊瑚礁

2015年4月24日金曜日

NPW広報/第2回「竹富町新庁舎建設のあり方検討有識者委員会」開催

2014年10月24日、「竹富町新庁舎建設のあり方検討有識者委員会」の第2回会合が西表島の離島振興総合センターで開催されました。
以下、その概要をお伝えします。



第2回委員会では、新庁舎建設に関わる課題(人と物の流れ、島々を結ぶ海上交通ネットワーク、防災機能など)、現在の役場庁舎の利用状況(利用者実態調査)、行政施設の配置とサービス提供のあり方、庁舎移転と新しいまちづくりなど、多角的な論議が交わされ、各委員からも様々な意見・提言が活発に出されました。




委員長の上妻からは、「庁舎の移転・建設はゴールではなくプロセス。9つの有人島、島嶼型の地域構造を念頭に、どうすればより良い行政サービスを提供していけるか、新しい町役場のあり方が求められている」等の所見を申し上げました。
行政と町民の関わりを基本に、本庁舎、支所、出張所などの行政施設再編を含む<新しい竹富町役場の全体像>について、検討を進めていきたいと考えています。

なお、本有識者委員会の会議録および発言要旨は、竹富町ホームページの以下のサイトで公開されています。


竹富町新庁舎建設のあり方検討有識者委員会(会議録等)
http://www.town.taketomi.lg.jp/division/index.php?content_id=445
第2回会議録
http://www.town.taketomi.lg.jp/uploads/fckeditor/uid000003_20150213140425be2ac722.pdf
第2回発言要旨
http://www.town.taketomi.lg.jp/uploads/fckeditor/uid000003_20150213140519991820bb.pdf

2014年8月20日水曜日

中京大学(名古屋)にて講義/2014

7月11日(金)、名古屋の中京大学に招かれ、出前講義をしてきました。
今回も大変お世話になりました。
総合政策学部教授・佐道明広先生、法学部教授・古川浩司先生に、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。

佐道ゼミ(3限)、佐道・古川合同ゼミ(4限)にて講義
演題:「沖縄県<国際都市形成構想>とは何だったのか」


中京大学社会科学研究所
研究課題:ボーダースタディーズによる国際関係研究の再構築
演題:「海洋島嶼圏・沖縄の振興をめぐる概況」

2014年5月15日木曜日

NPW広報(関連書籍の紹介)/『マリー・アントワネットの植物誌』

ニュー・パブリック・ワークス理事・川口健夫薬学博士(城西国際大学環境社会学部教授)の翻訳による新刊を紹介します。

「マリー・アントワネットの植物誌」

 エリザベット・ド・フェドー著 川口健夫訳 (原書房)



◇画像(本書より)


◇読売新聞書評(2014年3月16日「本よみうり堂」)

 断頭台で処刑された仏王妃マリー・アントワネット(1755~93)。革命の嵐にのみ込まれる前は、ドレスや髪形、香水など様々な流行を生み出したファッションリーダーとしても知られている。
 その王妃、花や木などの植物に並々ならぬ情熱を注ぎ、園芸においても最新流行を発信していたらしい。ベルサイユ宮殿敷地内の“隠れ家”、離宮プチ・トリアノンを彩った貴重な草木を紹介した図譜集だ。
 バラやスミレ、ライラックなど80種の植物画を手がけたのは、当時の人気画家たち。中でも「花のラファエロ」とたたえられたルドゥーテ(1759~1840)の描いたバラ、ニワシロユリ、スイセンなどの花々は、写実的かつ優雅だ。
 自ら庭師集団を率い、配置まで指示した王妃の執着は、貴族たちの反発をかうことになる。後の悲劇的な運命を考えると、美しい花々にも哀感が漂う。


◇毎日新聞書評(2014年5月11日「今週の本棚」)より抜粋

 書籍であり、図鑑でもある本書は、フルカラー、そしてパステルカラーの装丁に思わず目を奪われる。ソフィア・コッポラ監督の映画「マリー・アントワネット」で登場するお菓子の監修をしたのは、マカロンで有名なフランスの老舗菓子店「ラデュレ」であるが、その映画や菓子店の色彩を思い出してしまう一冊だ。
 本書には、悲劇の王妃マリー・アントワネットが丹誠込めて造り上げた離宮プチ・トリアノン(小トリアノン)に各国から収集した植物が、植物画の巨匠、ルドゥーテらの手で描かれている。それぞれの植物への解説としてのギリシア神話、ローマ神話などと関連する話も興味深いが、そのルドゥーテの麗しい写実的かつ芸術的な絵画を眺めているだけでもうっとりしてしまう。おそらく、花や植物に対して興味がない者にも訴えかける力がある。それらの断面図も描いているが優雅さを失わない。
 しかし、調香が専門の著者によって書かれた蘊蓄は興味を惹く。私たちがなぜ、かぐわしい香りに惹かれるのか。香水を愛するのか。その源も理解できる。人間は、他の動物と同じく、嗅覚に囚われた生き物だ。ただ、本書で触れられているが、各所で書かれている植物の薬効に関しては、根拠が乏しく、注意が必要である。昨今流行のアロマテラピーの効果にも関係する。
 王妃は女傑と名高いマリア・テレジアの娘であり、ハプスブルク家の自由な家風で育った。フランスの王室での窮屈な暮らしを疎んで、夫のルイ十六世により与えられた離宮プチ・トリアノンでの自由な生活に夢中になったことも理解できなくはない。王妃の故郷、ハプスブルク家の生活を再現したかったのだろう。王妃自らプチ・トリアノンの設計に夢中になった。
 しかし、各国からプチ・トリアノンに集められた植物には巨費が投じられていた。さらに「王妃の『村落』」は名ばかりであり、宮廷の窮屈さから逃れるための、王妃のお気に入りの人物だけが出入りできる自分勝手な場であった。これにも王族や貴族らから批判が集まる。王妃のプチ・トリアノンでの服装は、農婦にならった綿布で作られたもので、髪を解き放ち、麦わら帽子を被る。一見質素に見えるが、人工的な農婦を気取ったものでしかない。王妃は当時のファッション・リーダーであり、その服装は注目を集める。その不自然な「自然」は、プチ・トリアノンの造られた「自然」に繋がる。そして、この王妃が熱心に造り上げた庭園は、気まぐれな浪費であり、のちに民衆の反感を買うことになる。
 しかし、こう思わないでもない。以下は筆者の私見である。昨年、王妃マリー・アントワネットの故郷であるウィーンに赴いた。そこで、王妃の父であり、女傑マリア・テレジアの陰で用なしとされ不遇をかこったフランツ一世は、鉱石などの収集にいそしんだ。そしてフランス王妃の姉であるが、病弱であり婚姻戦略(ハプスブルク家は婚姻を通じ国家を強化した)に適さないと母のマリア・テレジアから冷遇されていたマリア・アンナは父と心を通わせ、その父のコレクションを引き継いだ。彼女には科学的なセンスがあった。二人の合作によって生まれたのが、ウィーンの自然史博物館である。その自然史博物館を見学し、その物量に圧倒された。不幸で、ただし裕福な人たちが、今の博物学、そして自然科学に貢献しているのではないかと想いを馳せる。マリー・アントワネットもそのひとりではないだろうか。

「マリー・アントワネットの植物誌」(A5判・244ページ)

刊行日:2014年2月28日
定価:4,104円(本体価格3,800円)

原書房オフィシャルサイト