2013年12月26日木曜日
2013年12月25日水曜日
NPW広報(特集記事)/「国境・荒波洗う沖縄」(東京新聞)
2013年12月19日~23日の東京新聞(朝刊)で、特集「国境・荒波洗う沖縄」が連載されました。
印パ・中印・中ロ国境、英領ジブラルタル、米墨国境、シリア周辺諸国、東南アジアメコン地帯など世界各地の国境地域を取り上げてきた東京新聞外報部の特集チームが、沖縄での現地取材と関係者へのインタビューを重ねました。
同チームの久留信一外報部次長、近藤晶記者、藤川大樹記者の取材活動には、当法人も全面的協力をさせていただき、取材・インタビューの対象となる沖縄の関係者を交えた懇談会も東京・那覇双方で行いました。
以下、5回にわたる連載記事を紹介します。
①与那国 (20131219掲載)
②米軍基地 (20131220掲載)
③干渉の歴史 (20131221掲載)
④自己決定権 (20131222掲載)
⑤琉球外交 (20131223掲載)
日本の国境地域である<沖縄>。
その全体像を捉える上で、本特集はマスコミに溢れるステレオタイプの報道ではなく、一面的でもない、新しい視点を多くの読者に提供したものと思います。
2013年12月10日火曜日
2013年10月3日木曜日
NPW広報/随想「与那国スンカニに寄せて」(八重山毎日新聞)
在スリランカ日本大使館 石塚英樹公使の随想「与那国スンカニに寄せて」が、9月29日の八重山毎日新聞に掲載されました。
今年の7月に与那国島を訪問された石塚公使には、当NPWも常々ご指導をいただいており、ご紹介させていただきました。
2013年8月29日木曜日
NPW広報(新刊紹介)/『クロスロード・オキナワ』(NHK出版)
NHK制作局ディレクターの鎌倉英也氏、広島放送局ディレクター宮本康宏氏による共著『クロスロード・オキナワ-世界から見た沖縄、沖縄から見た世界-』(NHK出版)が出版されました。
鎌倉氏らはこれまで、「プロジェクトジャパン 戦争と平和の150年」(NHK特別番組/2009年)、「ジョン・ダワー×ガバン・マコーマック 日本と世界への眼」(BSスペシャル/2012年)、「クロスロード・オキナワ」(BSスペシャル/2012年)、「オキナワとグアム」(ETV特集/2012年)等の番組制作にあたり、沖縄、ワシントン、オーストラリア、グアムなど各地で、濃密な取材活動を重ねてきました。
本書は、これらの番組では紹介できなかった取材内容やインタビューを改めて採録するとともに、その膨大な取材成果を、350数ページにわたって以下の構成でまとめています。
本書は、これらの番組では紹介できなかった取材内容やインタビューを改めて採録するとともに、その膨大な取材成果を、350数ページにわたって以下の構成でまとめています。
クロスロード・オキナワ
-世界から見た沖縄、沖縄から見た世界-
プロローグ 十字路としての「オキナワ」
第一章 「オキナワ」はどう見られてきたか -歴史のクロスロードを訪ねて
「琉球処分」への道、日米にとっての「沖縄戦」、「冷戦」の戦場として、本土への「復帰」第二章 沖縄では何がおきているのか -普天間・辺野古・高江の「現在」
「普天間基地返還」問題の起源、辺野古で続く「ピース・キャンドル」、高江からの発信
第三章 アメリカの戦略、台頭する中国 -軍事安全保障のクロスロード
アメリカの「アジア太平洋重視」宣言、沖縄で試される「持続可能性」第四章 「オキナワ」へのまなざし -オーストラリア、グアムの現場から
米中のはざまに置かれたオーストラリア、沖縄の「合わせ鏡」グアム
第五章 新たなクロスロードを求めて -21世紀の「万国之津梁」への模索
「国境の島」与那国にて、アイデンティティとグローバリズム
エピローグ 「オキナワ」と「フクシマ」
(以下、本文より。)
私たちは、「沖縄問題」を、様々な国家の戦略や思惑から検証するとともに、沖縄で実際に暮らしている人々が自らの将来をどのように考えているか、現地の声にも耳を澄まして見つめたいと思った。
国家レベルの「沖縄問題」への視点と、その地場にある住民たちの視線が交錯するところに、沖縄発の「クロスロード」としての問いが生まれるのではないかと考えたのである。
鎌倉さんの取材・編集活動には、当NPWもささやかな協力をさせていただき、代表理事・上妻毅は、与那国島の「自立ビジョン」や「国境交流特区」の試み、沖縄県「国際都市形成構想」などについてインタビューも受けました。
*P305~308(クロスロード13:アイデンティティとグローバリズム)にインタビュー記事等掲載
基地問題をはじめ、歴史と空間の十字路<クロスロード・オキナワ>をめぐる様々な問題の焦点や議論の本質が、国内外の関係者へのインタビューを基調に、分かりやすくまとめられています。(価値ある一冊。ご一読を。)
著者:鎌倉英也 宮本康宏
刊行日(第1刷):2013年8月30日
定価:2,200円+税
2013年8月13日火曜日
2013年7月18日木曜日
NPW広報(関連情報)/講演会「ホリスティック療法としてのアロマ応用」
川口健夫理事が石垣市にて講演
「ホリスティック療法としてのアロマ応用」
7月14日(日)、一般社団法人「八重山ホリスティック療法研究会」(荷川取梨英理事長)主催の講演会が、石垣市内で開催されました。
演題は「ホリスティック療法としてのアロマ応用」。講師は城西国際大学教授で当法人理事でもある川口健夫薬学博士。
昨今、「ホリスティック」という言葉はよく耳にしますが、その元になっているホリズム(Holism)の定義は、「全体は、その構成部分の総和より大きい」という、やや哲学的なもの。
川口博士は、「世界初となるミネラルテラピーを石垣で開発してきた。八重山の自然と文化は、それ自身がホリスティック。現代医療によく見られる‘部分’に対する対症療法ではなく、‘心身全体’をホリスティックに扱う新しい方法論を八重山から発信したい」と述べ、講演では、アロマ(芳香)による嗅覚刺激が身体と心に与える影響などが解説されました。
当日は、八重山地方を直撃した台風7号の後片付けに忙しい日曜日の午後でしたが、約30名の受講者は、ホリスティック療法の実践としてのアロマ(芳香刺激)の効用など、健康の維持・増進に関する新しい視点からの解説に聞き入っていました。
2013年7月12日金曜日
「沖縄自治研究会」にて講演
「沖縄自治研究会」にて講演
2013年7月6日、沖縄自治研究会主催・平成25年度第3回講座が、那覇市の沖縄赤十字病院会議室で開催されました。
沖縄自治研究会2013年度プログラム:「より良い自治を考える~沖縄21世紀ビジョン・沖縄振興一括交付金を題材に~」第3回講座
同講座では、上妻毅ニュー・パブリック・ワークス代表理事が「再考・国際都市形成構想」-沖縄の自治と振興の諸相-を演題に講演を行い、その後、沖縄自治研究会代表の島袋純琉球大学教授との対論、会場の参加者との質疑応答など、活発な論議が交わされました。
講演骨子
-資料:「国際都市形成構想」再考より-
関連記事
Okinawa, Critical Point
「国際都市形成構想から何を学ぶか」
「自立とは人と交流すること」
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沖縄県「南部広域市町村圏事務組合」にて講演
沖縄県「南部広域市町村圏事務組合」にて講演
2013年7月5日、沖縄県の南部広域市町村圏事務組合15市町村の行政職員が集う「広域研修事業・特別講演会」が、那覇市「自治会館」で開催されました。
南部広域市町村圏事務組合の構成市町村:
那覇市、浦添市、糸満市、豊見城市、南城市、与那原町、南風原町、八重瀬町、久米島町、座間味村、渡嘉敷村、粟国村、渡名喜村、南大東村、北大東村(5市4町6村)
4階大会議室で行われた講演会には、首長を含む104名の参加者が出席。
上妻毅ニュー・パブリック・ワークス代表理事が、「海洋島嶼圏・沖縄の振興を考える」-持続可能な発展と地域づくりのために-を演題に講演を行いました。
講演骨子
-研究ノート「海洋島嶼圏・沖縄の振興を考える」より-
講演骨子
当日の講演および会場風景
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2013年7月11日木曜日
論稿/「島」のいま、「島」のこれからを考える
財団法人小笠原協会の機関紙 『小笠原』 に寄せた拙文を掲載します。
「島」のいま、「島」のこれからを考える
『小笠原』(THE OGASAWARA)第200号
(平成25年3月31日発行/財団法人小笠原協会)
(PDF/下記をクリックして御覧になれます。)
2013年7月1日月曜日
中京大学(名古屋)にて講義/2013
6月28日、名古屋の中京大学にお招きいただき、出前講義をしてきました。
大変お世話になりました総合政策学部教授の佐道明広先生、法学部教授の古川浩司先生には、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
佐道・古川合同ゼミにて講義
(演題:「海洋島嶼圏・沖縄から考える<島>の今とこれから」)
中京大学社会科学研究所「日本の境界地域論」プロジェクト
(演題:「離島自治体の海洋政策推進に関して」)
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