法令やエコツーリズムの専門家、自然保護官、観光協会、行政など計6名のメンバーで構成される委員会に、当法人代表理事・上妻毅は委員長として参画することになりました。
「竹富町観光案内人条例(仮称)制定検討委員会」委員
上妻 毅 竹富町総合政策アドバイザー(委員長)
諸坂 佐利 神奈川大学法学部准教授
花井 正光 沖縄エコツーリズム推進協議会会長
竹中 康進 環境省那覇自然環境事務所
西表自然保護官事務所自然保護官
上亀 直之 竹富町観光協会会長
小濵 啓由 竹富町政策推進課長
現在、竹富町では、西表島の「世界自然遺産」登録を見据え、自然環境や生態系を守り、持続的な保全・活用を図るため、自然観光ガイドの届出制度や遵守すべき事項などを盛り込んだ新しい条例の制定に向けた検討作業を進めています。
IUCN(国際自然保護連合)による現地視察も予定される中、かなりタイトなスケジュールになりますが、検討委員会としての役割をしっかり果たしたいと思います。
第一回の委員会も、委員各位からの意見をはじめ、様々な角度から活発な論議が交わされました。
貴重な自然環境の保全・継承を基本要件に‘観光資源としての過剰利用’を防止する、併せて、良質な自然観光ガイドが重要な担い手となり、持続可能なエコツーリズムを推進する、これが本条例の主たる目的(眼目)であることを改めて共有できたように思います。