7月19日琉球新報の文化欄「あしゃぎ」で、当法人代表理事の上妻毅が紹介されました。
2016年7月22日金曜日
2016年7月19日火曜日
東アジア共同体研究所 琉球・沖縄センターにてレクチャー
7月13日、一般財団法人東アジア共同体研究所
琉球・沖縄センター(緒方修センター長)にてレクチャーをしてきました。
テーマは、「再考 国際都市形成構想」。
沖縄県庁が構想の検討に着手した時期から四半世紀、少女暴行事件発生から21年、橋本総理談話(沖縄問題についての内閣総理大臣談話)の発表/閣議決定から20年の年月が経過した中、構想の立案と推進に関与し、当時の状況の一端を知る者として話をさせていただきました。
以下、レジュメより
◆「基地返還アクションプログラム(素案)」の概要
激動の90年代を知らない世代を含め、今日に至る様々な経緯、事実や真相が、的確に、有意義な形で、より広く伝えられることを願っています。
テーマは、「再考 国際都市形成構想」。
沖縄県庁が構想の検討に着手した時期から四半世紀、少女暴行事件発生から21年、橋本総理談話(沖縄問題についての内閣総理大臣談話)の発表/閣議決定から20年の年月が経過した中、構想の立案と推進に関与し、当時の状況の一端を知る者として話をさせていただきました。
以下、レジュメより
◆「国際都市形成構想」概括
国際都市形成構想推進の経緯と関連状況(主要事項抜粋)
国際都市形成プロジェクトの要諦
構想の失速と終焉
◆当時の資料・文書から
「21世紀・沖縄のグランドデザイン」(1996年4月)
「国際都市形成構想」(1996年11月)
(内部資料)官邸キーマンとの折衝のための県資料について(1996年11月)
「国際都市形成基本計画」(1997年5月)
◆「基地返還アクションプログラム(素案)」の概要
◆再考:国際都市形成構想がめざしたもの
「沖縄特別措置大綱」試案(1996年3月)
2016年5月6日金曜日
中京大学(名古屋)にて講義/2016
4月28日、中京大学総合政策学部(名古屋)にお招きいただき、出張講義をしてきました。
本年度、総合政策部の4人の先生方が共同で実施する「社会人基礎力講座」の一環で、メインテーマは、国境離島「与那国島」の振興。
受講生は、2~3名のチームに分かれ、講座前半の講義で得られた知識を土台に、交流計画案(国境を越える台湾との地域交流プラン)、あるいはビジネスプラン(与那国島の特産品の製品開発および販売促進戦略)を検討・立案し、プレゼンテーションを行うという試みです。
小職は、同講座公共編の講師として、「概説<与那国・自立へのビジョン>」という題目で、講義をさせていただきました。
4月1日には、自衛隊の誘致・配備をめぐって島民の間に深刻な軋轢や亀裂をも招いた陸上自衛隊沿岸監視隊の駐屯地が開設され、計160名の隊員が配備されました。真の‘島の自立’とは何か、地域主体の持続可能な発展が模索される中、この社会人基礎力講座の試みは、誠に有意義で、かつ時宜を得たものと感じます。
6月には中間報告会、7月には最終報告会が予定されており、最優秀チームは経済産業省主催の「全国社会人基礎力育成グランプリ」にもエントリーされるとのこと。今後が楽しみな企画でもあります。
大変お世話になりました佐道明広先生をはじめ、総合政策部の教授・準教授各位に、心からの感謝と敬意を表します。
本年度、総合政策部の4人の先生方が共同で実施する「社会人基礎力講座」の一環で、メインテーマは、国境離島「与那国島」の振興。
受講生は、2~3名のチームに分かれ、講座前半の講義で得られた知識を土台に、交流計画案(国境を越える台湾との地域交流プラン)、あるいはビジネスプラン(与那国島の特産品の製品開発および販売促進戦略)を検討・立案し、プレゼンテーションを行うという試みです。
小職は、同講座公共編の講師として、「概説<与那国・自立へのビジョン>」という題目で、講義をさせていただきました。
4月1日には、自衛隊の誘致・配備をめぐって島民の間に深刻な軋轢や亀裂をも招いた陸上自衛隊沿岸監視隊の駐屯地が開設され、計160名の隊員が配備されました。真の‘島の自立’とは何か、地域主体の持続可能な発展が模索される中、この社会人基礎力講座の試みは、誠に有意義で、かつ時宜を得たものと感じます。
6月には中間報告会、7月には最終報告会が予定されており、最優秀チームは経済産業省主催の「全国社会人基礎力育成グランプリ」にもエントリーされるとのこと。今後が楽しみな企画でもあります。
大変お世話になりました佐道明広先生をはじめ、総合政策部の教授・準教授各位に、心からの感謝と敬意を表します。
総合政策学部 「社会人基礎力講座」(公共編)
2016年2月22日月曜日
NPW広報(関連書籍の紹介)/『アロマとハーブの薬理学』
当法人理事の川口健夫博士(城西国際大学環境社会学部教授)の新著 『アロマとハーブの薬理学』が講談社から発売されました。
以下、「講談社BOOK倶楽部」ホームページより。
『アロマとハーブの薬理学』 川口健夫 著
本書は、アロマテラピーやハーブ療法に携わるセラピストの方々や、これらのセラピー(療法)を日常的に使用されている方々、あるいは、これから試してみたいが、その効果と安全性にやや懐疑的な方々を読者対象にしました。
アロマの精油やハーブ類は医薬品とは異なりますが、身体に作用していることは、アロマテラピストやハーブ療法家等の方々は多くの経験と知識から得られていることでしょう。そこで今回、医薬品の作用、作用機序、治療法、毒性などを扱う基礎的学問領域である「薬理学」の概念をアロテセラピーやハーブ療法に当てはめることで、その作用のメカニズムを理解し、より高次元のトリートメント(治療)に反映してほしいと思います。そうすれば、統合医療や代替医療の分野で、より広く深い客観的かつ社会的認知を得られるでしょう。
内容は、薬理学のやさしい概説と身近な疾患別にアロマとハーブの使用の5章で構成されています。
第3章の「薬の吸収、分布、代謝、排泄」は、体内に入った物質について、その入り口から出口までの過程を種々の影響要因を含めて解析する作業を解説してありますが、精油やハーブ抽出液を皮膚に適用する場合を想定した「皮膚からの吸収」についてやや詳しく述べました。
第5章は、疾患ごとに原因や病態、アロマやハーブでの対処方法を示しました。医薬品としての処方が多い薬品は名称を示しましたので、アロマやハーブ療法を行う場合、その背景に薬物療法が存在しているかどうかを知ることができます。そしてどこからでも読め、必要なときに必要な部分だけ利用できるようにしました。
部分的にやや専門的で難解なところもあるかもしれませんが、こだわらず、理解できる部分をつなぎ合わせても問題はありません。是非によりよい施術が提供できるよう役立ててください。
序 章 アロマ・ハーブと薬理学
第1章 アロマとハーブの薬理学
1.1 薬理学とは何か?:用語の説明
1.2 薬理学の発現メカニズム(薬はどうして効くの?)
1.3 個別作用
第2章 薬理学における測定方法
2.1 毒性試験
2.2 特殊毒性試験
2.3 抗菌性試験
2.4 抗ウイルス性試験
2.5 臨床試験
2.6 科学的・客観的効果判定の方法
第3章 薬の吸収、分布、代謝、排泄
3.1 吸収
3.2 体内分布
3.3 代謝
3.4 脂質の代謝
3.5 排泄
第4章 毒性作用のあるアロマ成分とハーブ類
4.1 精油(エッセンシャルオイル)成分の毒性作用
4.2 毒性作用の強いハーブ類
第5章 アロマとハーブの作用 各論
5.1 花粉症
5.2 うつ病
5.3 風邪、インフルエンザ
5.4 不眠症
5.5 更年期障害
5.6 気管支喘息
5.7 糖尿病
5.8 リウマチ
5.9 高血圧
5.10 細菌感染症、真菌感染症
5.11 ウイルス感染症
5.12 むくみ(浮腫)
5.13 疼痛
5.14 便秘
5.15 泌尿器系障害
5.16 肝臓障害
5.17 口腔疾患
5.18 相互作用
発売日:2016年2月18日
定価:本体2,400円(税別)
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